Mayのブログ

猫エピソード・雑記

猫たちの大脱走〜その事例と検証〜

「猫たちの大脱走」、そんな光景を想像したら、カワイイなあ…と思って、ほっこりしてしまいます。
でも、ふつうの飼い猫が「大脱走」なんて、とんでもない!それは大変な出来事です。
なのに、私は過去に、猫たちに何度か脱走されています。
そこで今回は、私の過去の事例を検証し、再発防止に役立てたいと考えました。

そうしてまとめたのが以下のものになります。
※ 尚、ここで上げた脱走の事例について、外に出てすぐ(数分内)に捕獲したものは含みません。

〜その時猫に逃げられた!事例と検証〜

①帰宅して玄関ドアを開けた瞬間、猫が飛び
出してきて逃げられる。

②宅配の受け取りで、すこしの間ドアを開け
たままやり取りしている時に、足元のすき
間から逃げられる。

③窓を開けた瞬間、ダッシュで逃げられる。

④網戸を破られて逃げられる。

⑤ベランダで遊ばせている時に、隣の家の屋
根に飛び移られる。

⑥窓や戸の閉め忘れで逃げられる。

⑦窓を自力で開けられて逃げられる。

…思い出せるのは、以上の7つです。
こうやってひとつひとつ事例を上げていくと、我ながらひどいなと思います。
どんだけ猫に逃げられてんだ…と、情けなくなります。
とはいえ、落ち込んでばかりもいられません。検証、検証。

まず、事例をよく見てみると、脱走のやり方にも猫の個性が見られる事が分かります。

例えば、①②③の事例は、常に脱走を企てている猫がやりがちな方法です。
窓やドアが開く瞬間を、虎視眈々と狙うやり方です。
これは、ミイちゃんがしでかしました。

④の事例は、人間に気付かれないようにコツコツと網戸を破壊するか、猫の共同作業によって短時間で網戸を破壊するかで成しえた事だと思います。
しでかしたは、ミイちゃんかむうちゃん、あるいは2匹の共同作業だと考えられます。

⑤の事例は、身体能力の高い猫にしか出来ません。うちではジャンプ力に定評のあったメイちゃんがしでかしました。

⑥の事例は、どの猫でもやすやすと逃げられます。人間が馬鹿だったのが原因で、反省するべきです。

⑦の事例は、力持ちの猫にしかできません。
これをしでかしたのは、身体のでかいむうちゃんです。

そして、これらの事例を検証した結果、脱走を未然に防ぐには、

・戸の開け閉めには常に注意を払う。

・ベランダで遊ばせる時も目を離さない。
※ちなみにメイは太ったせいか、ジャンプ力がなくなり、となりの屋根に飛び移る心配もなくなりました。

・網戸の小さな穴も放置しない。

・窓には常に鍵をかける。

…と、言う事が大切だと分かりました。

また、これらの事例とは関係ないのですが、脱走されるされないは、猫の気持ちも大きく左右していると思います。
脱走の理由を考える前に、まず、「猫が外に出たいから。」というのが、前提条件としてあると言う事です。

はちちゃんとギザちゃんは外が怖い様子で、まだ脱走をした事がありません。
ですが、脱走の心配がない訳ではありません。
外が怖い猫でも、④や⑥のような事例で、うっかり外に出てしまう可能性がありますし、
思いも寄らない出来事から脱走される事はあると思います。

脱走された時は、慌てず、マタタビとフードを持って捜しにいきます。
猫は脱走したとしても、大抵は家のそばをウロウロしているものです。
捜すポイントは、狭い路地や車の下、その他、猫が隠れる事ができるような、狭い空間のある場所です。
そして、見つけたら普段通りをよそおって「ごはん食べる?」と、声をかけます。
ごはんでおびきよせて、食べてる時に素早く捕獲するのが1番ベタな方法です。
ですが、これで失敗する事も多いです。

猫は1度外に出てしまうと、パニックになって飼い主を見て逃げ回る事があります。
逃げられてしまうと飼い主は、猫に裏切られたような悲しい気持ちになると思います。
ですが、あくまでパニックになってるだけで、飼い主と猫との信頼関係が壊れた訳ではありません。
なので逃げられたとしても気にしない事です。

一旦逃げても、やっぱり猫は家のまわりをウロウロしているものなので、チャンスは何度かあります。
可能なら捕獲には数人で挑むと良いです。
猫を挟み撃ちで捕まえる事ができるからです。
また、窓や戸を開け放したまま、見えやすい場所にごはんを置いておくと、勝手に家に入ってきてごはんを食べてる事もあるので、その隙に、気づかれないよう素早く窓や戸を閉めるという手もあります。

ちなみにメイがとなりの家の屋根に飛び移った時は、となりの屋根とうちの窓に梯子をかけて、しばらくの間そっとしておきました。
するとしばらく経ってからメイが何食わね顔でリビングに姿を現したので、気づかれないうちに、素早く梯子を外して窓を閉める事で、捕獲に成功したのです。

家に帰ってきた猫は、決して叱ってはいけません。
常に優しくしてあげています。
これは、猫の心を傷つけないための気配りなのです。
考えすぎかもしれませんが、猫は、自分が脱走してしまった事を、飼い主に知られたくないのだと思います。

ちょっと何言ってるのか分からないかもしれませんが、猫は、脱走してしまった自分が恥ずかしくて、飼い主さんには見なかった事にして欲しいと思っているのではないかという事です。
「実は脱走なんかしていなくて、ずっと家にいたけど、たまたま隠れていただけで、今やっと出てきたところ。」と、いうていを、飼い主さんには装って欲しいのだと思います。

かなり面倒くさく、こんな事を考えるのはうちの猫たちだけかもしれないし、そもそも何も考えてないのかもしれませんが、どの家の猫も脱走から帰ってきた時は、複雑な気持ちを抱えているような気がします。

なので、猫が脱走から帰ってきた時には常に優しく接する事を大切にしているのです。

…ではなく、今回のポイントは、脱走されないように気をつけるのが先だろう、というお話でした。

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