ネコナデ
Twitterでたまに
「猫を虐待するこんな酷い人がいます!」
みたいなつぶやきを目にします。
それがあまりにも酷い話だと、被害猫が可哀想でたまらなくなり、ずっとその事が忘れられなくなり、私の元気もなくなってしまいます。
でも一方で、猫を助けた人のつぶやきもたまに目にします。
「酷い怪我をしていたけど、こんなに回復しました!」みたいなつぶやきです。
そういうつぶやきを見るとホッとします。
そしてそれに対してみんなが「良かった良かった」と、喜んでるのを目にすると「人間っていいなあ…。」と、私もまた元気になるのです。
そこで思ったのが「ネコナデ」という映画です。
どんな内容の映画かというと、
真面目なおじさんがある日、猫を拾います。
そして、本当は猫が可愛くてたまらないくせに、それをまわりの人に知られないために、不審な行動をとってしまうという話です。
私はこの映画を観て、こんな“隠れ猫好きおじさん”が、実は結構たくさんいるのかもしれないなあ…と、思いました。
でも、その一方で猫を虐待するおじさんも…
(・ ・̥)
保護団体の中には、虐待するかもしれないからという理由で、一人暮らしの男性には猫を譲らないというところもあるようです。
仕方のない事とはいえ、“隠れ猫好きおじさん”までそのような誤解をされているかもしれないと思うと、可哀想でなりません。
ところでこの「ネコナデ」で主演の大杉漣さんは、共演した子猫を実際に引き取って可愛がられていたそうです。
役だけではなく、本当に猫好きの優しい方だったのですね。