ボス猫のこと
本日2月22日は猫の日です✨🐈⸒⸒⸒⸒
なので久しぶりに猫ブログを書こうと思いました。
ちょっと悲しい内容になってしまいましたが…(・ ・̥)
でも、彼のことはもとから絶対!ブログに書こうと思っていたのです。
その「彼」とは、我が家の庭にたまに来ていた白茶トラの猫の事です。
彼はこの辺りを仕切っているボス猫でした。
彼はフードをあげてもいつも少ししか食べませんでした。
お世話になっている家があったので、そこで充分にご飯をもらっていたようです。
我が家の庭は彼のテリトリーのはしっこ
らしく、たまにパトロールに来ているといった感じでした。
見かけない猫は大抵テリトリーから追い出していたようですが、たまに例外もいました。
その例外のうちの1匹に、ガリガリに痩せていて、見るからに弱そうな猫がいました。
何度かボス猫とその痩せてる子の2匹で我が家の庭に来ていました。
そして、その時のボス猫はまるで、
「この子に何か食べるものを…」
と、でも言っているかのようでした。
そんな日々はしばらく続きましたが、
いつの間にか痩せている子は見かけなくなり、また以前のようにボス猫だけが我が家に来るようになりました。
そして、その3年後、今度はボス猫自身が激ヤセしてしまいました。
病気だったと思います。
そんな彼の心配をしていた矢先、いつもはたまにしか来なかったボス猫が毎日現れるようになりました。
けれども、歩く姿はもうフラフラです。
そして、我が家の庭に1週間通ったあと、ボス猫はパッタリ来なくなりました。
その後も、お世話になっているおうちの前ではたまに見かけましたが、しばらくしたらその姿も見かけなくなりました…
…虹の橋を渡ったのだと思いました。
彼の事を思うと、私の心は罪悪感を覚えます。
もっと何か、できる事はなかったのか?
……と。
言い訳みたいになるけど、猫があんなに急に痩せてしまうのは大体どんな病気かも予想がつくし、もう長くは無いこともわかります。
もともと自由に外を歩いていた子なので、病気の治療で入院させるのは可哀想でもあり、かえって死期を早める事もあります。
とはいえ……
これまで、寒い日にはボス猫を思って、寒くないかな…と、心配していましたが、もう心配しなくていいのか、と、思います。
彼はとても賢い猫でした。
テリトリーの見回りも、彼は使命と思っていたのかも…などと私は考えています。
もう逢えないと思うと悲しいけど、彼はもう使命から解放されて、寒さに震える事もないのかもしれない。
先に虹の橋🌈を渡った、我が家の愛猫
むうちゃんと楽しく遊んでいたらいいなと思ったりもします。