仲良し大作戦
"我が家の猫たちの中で、ミイちゃんだけが孤立しています。
メイ、ギザ、ハチの3匹は、ミイちゃんを見ると猫パンチをしたり追いかけたりするのです。”
…と、言うのがちょっと前までの我が家の状況でした。
けれども今は、ほんの少しだけ状況が違います。
かれこれもう2週間くらい前の事になるでしょうか…、
ある日私は、ミイちゃんとギザがキャットタワーの上で見つめあっているのを目撃しました↓
この距離、いつもなら激しい猫パンチの打ち合いになるところです。
ですがその日はいつもと違い、2匹で少しの間見つめあっていたかと思ったら、そのあとギザが目をそらしました。
ミイちゃんは怒って唸っていましたが、
ギザのほうは大人しく、目を逸らしたり瞬きをしたりしています。
ギザのこの態度は
「喧嘩をするつもりはないよ。」
と、いう意思表示です。
その場面を見た私は、「ギザはミイちゃんと仲良くなりたいのかもしれない!」と思い、
嬉しさで身体が震えました。(て程でもないけど)
そして、
「このチャンスを逃してはいけない!これをきっかけに彼等の距離を縮めてあげなくては!」と、思いました。
実はこのような場合、猫たちのために人間ができる事が少しだけあるのです。
それは…
…それは「ニオイの交換」のお手伝いです!
(`•ω•′)✧︎
具体的に何をするのかと言うと、まず私がギザを撫でて手にギザのニオイをつけます。
そしてその後、ミイちゃんにギザのニオイを嗅がせて撫でてあげるのです。
このように人間がニオイの交換を手助けをすると、猫同士で仲間意識が芽生えてくる(かもしれない)のです。
この時以来、私はこまめに猫たちのニオイの交換を手伝い、時にはギザとミイちゃんを2人っきりで部屋に閉じ込めるなどの強行作戦を行ったりしました。
ですが猫たちに目立った変化は見られません。
ギザとミイちゃんがラブラブになった訳でもなく、相変わらずミイちゃんは孤立してます。
でも少し前に、ミイちゃんの近くでくつろぐメイやギザを見かけました。
むうちゃんをなくしてからは見かけなくなった光景です。
猫たちの距離は少しだけ縮まったかな?と思いました。
暗いから分かりずらいけど、ギザがミイちゃんの下にいます!