猫の去勢手術
まだまだ赤ちゃんだと思っていた子猫たちも、気がつくと、生まれてから半年が経っていました。
何を隠そう、猫は、生後半年頃から去勢手術ができるようになるのです。
マーキングが始まる前のこの時期に、去勢手術をした方が、飼い主さんの負担も少なくてすみます。
とはいえ去勢手術…。
まだほんの子猫なのに可哀想…。
ついついそんな考えが、頭の片隅に浮かんでしまいます。
けれども飼い猫ならばいつかは通る道、可哀想という気持ちを振り切って、病院に予約の電話を入れました。
電話での注意事項はこんな感じです。
・前日10時以降の食事は禁止。朝は水も控え
る。
・抗生剤は、薬を処方するか注射にするか、
どちらにするかを考えておいて、当日返事
をする。
・当日は午前中に病院へ連れて行き、迎えは
5時以降に、確認の電話を入れてからにす
る。
手術費用は2匹あわせて36,000円と少し、手術は2匹いっぺんで大丈夫、との事でした。
注意事項を守る事に神経を使いましたが、トラブルも起こらず、手術は無事終了。
ほっと一安心です。
抗生剤は注射ではなく、薬を処方してもらいました。
手術を終え、病院から帰ってきた子猫たちは、麻酔が残っていたようで、少し元気がありませんでした。
手術の次の日もそんな感じで、(去勢手術したからおとなしくなっちゃったのかなあ…。)と、心配になりました。
ところが三日目、以前と変わりなく、部屋中をかけまわるヤンチャな子猫たちが帰ってきたのです。
お尻についていた、2つの丸いフワフワは小さくなりましたが、それ以外は今までと変わらず、元気いっぱいの、可愛い子猫たちです。
去勢手術は抜糸の必要もなく、思ったより簡単にすむようです。
子猫なのに手術なんて可哀想…と、思いがちですが、小さい頃に済ませた方が、子猫も飼い主も、負担が少なくて良いのではないかと、今回の経験を通じて感じました。