Mayのブログ

猫エピソード・雑記

メイちゃんの回虫

先日、メイちゃんのウンチを持って動物病院へ行ってきました。
何故このような事になったのかというと、遡ること1週間まえ、メイちゃんのゲロの中から回虫が発見されたからです。
回虫が発見された時は、病院で駆除のための薬を処方してもらって飲ませます。
そして、1週間後にウンチの中に虫の卵があるかを確認し、なければ虫を駆除できたという事になり、治療は終了となるのです。
ちなみにその時の結果はシロでした。
メイちゃんの体内にいた回虫は駆除できたみたいです。
ですが先生いわく、
「今回卵は発見されませんでしたが、まれに検査をすり抜ける事があるので、気をつけて様子を見てあげて下さいね。」との事でした。
しつこいヤツ。寄生虫

ところで寄生虫といってもいろいろあります。
今回すぐに回虫と判明する事ができたのは、私が頑張ってゲロの中から虫を取り出し、病院へ持って行ったからだと思います。
実際これは私にとって、とても頑張った事なのです。

最初にゲロの中でうごめく細長い虫を見つけた時は、軽いめまいとともに、何かの間違いかもしれないと思いました。
そして、それが間違いではないと分かると、見なかった事にしたい…と、思いました。
けれどもそういう訳にはいきません。
こういう時は、「虫を捕まえて病院へ持っていく。」と聞いた事があります。
なので私は、勇気を振り絞って虫を捕まえる事にしました。
ですが、なかなか捕まらない…。
もともとこの手の虫が大嫌いな私なので、虫の動きの気持ち悪さに怯んでしまい、手元がおぼつかなかったからだと思います。
なので生け捕りは諦めて、熱湯をかけて、殺してから捕まえる事にしました。
…さらっと書いてはいますがこの時の私、もう半泣きです。
「コロしてシタイを病院へ持って行く」事は、私にとって、とてもハードルの高い事だったのです。
ですがその甲斐あってか、病院では、その虫を見てすぐに診断がついたようです。
すぐに駆除する薬を飲ませてもらう事ができました。
そして、家にいる他の猫たちにも感染している可能性が高いので、彼らの分の薬ももらって、家に帰って飲ませました。
回虫は、一度の薬で落ちると言われているそうです。案外チョロい奴らです。

ところで、ここからは私がちょっと思った事なのですが、病院側ではとくに、「虫を持っていく事。」までは要求していない感じでした。
ネットでは、「虫を病院へ持っていく。」などと、さらりと書いてあったりしますが、実際の病院側の反応は、それを当然としている訳ではなさそう、という事です。
実物を見る事ができると診断が早いし、薬をピンポイントで処方できます。
診断がはっきりしない場合、いろいろな虫に対処するために、薬が増えるのかもしれなく、余計な出費や負担が増えるかもしれません。
それを考えると、「虫を持っていく。」のは確かに良い事です。
ですが、それはやって当然という事ではなく、「診断を素早く正確にするために、虫を持って行った方が良いけれど、それをしないからと言って駄目という訳ではない。」と、とらえた方が良いと思います。

生き物の世話は、責任を伴う重大な事ではありますが、過剰にハードルを上げる必要はなく、そういう事について私はよしとしないのです。

ゲロを探って寄生虫を捕まえたり、ウンチを病院へ持って行ったり…。
猫は可愛いけど現実は厳しいです。
それにしても完全室内飼いのメイちゃん。どうして寄生虫に感染したのか謎です。

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