Mayのブログ

猫エピソード・雑記

猫の赤ちゃん

猫の赤ちゃん


メイは4匹の子猫のお母さん。


4匹の子猫の名前はクロ、ハチワレ、ギザ、ハナクロと、なります。

お母さんのメイが黒猫で、お父さんが白黒の猫なので、子猫たちの毛色は、クロが黒、そのほか3匹は白黒の猫です。


今回は、赤ちゃんたちが生まれてから今に至るまでをちょっと振り返ってみたいと思います。


誕生~1か月

メイが出産した場所は押入れの下のだんの奥です。

そこにブランケットを敷いた大きめのダンボール箱を設置して「産箱」を作り、出産と子育てができる場所を準備しました。

メイは私達が準備したその場所を使って出産し、子育てを始めたのです。

そして子育てが始まったその日から、押入れの奥は、覗いてはいけない秘密の場所になりました。


赤ちゃんたちが生まれたばかりの頃、メイは多くの時間を押入れで過ごし、ご飯やトイレや息抜きのために、たびたび私たちのいるリビングにくるという感じでした。

でも、赤ちゃんたちはずっと押入れの奥深くに隠されていて出てくる事はありません。

そして私たちが押入れの奥を覗こうものなら、すぐにメイが文句を言いにかけつけてくるのです。

このころのメイは、赤ちゃんたちを守る事に必死で神経質になっているようでした。

それでも私達は、赤ちゃんの生存確認のためにも、たびたびメイの目を盗んでは押入れの奥を除いていたものです。


押入れの奥深くに隠されている赤ちゃんたち

食事やトイレは一体どうしていたのでしょう

それは食事はメイのおっぱい、トイレはその場でメイが舐めて処理していたようです。

ダンボールの中に敷いていたブランケットに、おしっこやウンチが付いていた形跡はありません。

出産にも使ったものなのに、その汚れもほとんどありませんでした。

想像していたほどに、産箱の汚れや匂いは感じられなかったのです。


ちなみに、猫の赤ちゃんは自力で排泄ができません。

お母さんがお尻を舐めて、その刺激によって排泄が促されるのです。

もし人間が猫の赤ちゃんの世話をしなければいけなくなった時は、濡らした綿棒やティッシュなどでお尻を刺激して、ウンチやおしっこをだすようにしてあげなくてはなりません。

猫が、子育て中に住まいを汚さないですむように、そのような仕組みになっているのでしょうか?


1か月~2か月

この頃になると、子猫たちは動きも活発になり、歯も生えてくるので、離乳やトイレのしつけがはじまります。

離乳には、水で柔らかくして潰したドライフードを与えました。

ただ置いておくだけでは食べないので、抱っこして無理矢理口に入れてあげていました。

それでもなかなか自分から食べるようにはなりません。

転機が訪れたのは缶詰めをあげた時。

缶詰めを指先につけて口元に持っていくと、匂いを嗅いだ後、食いつき気味に自分から進んで食べてくれたのです。

これをきっかけに、柔らかくしたドライフードも私が無理矢理口に入れる事なく、自分から食べるようになりました。

そして、そこから硬いドライフードを食べるようになるまではすぐだったのです。

メイのおっぱいを眠る前などに吸う事はありましたが、栄養のほとんどをフードから取れるようになり、こうして「離乳は完了」と、言えるまでになりました。


離乳の次はトイレのしつけです。

トイレは簡単でした。

ある日、何の気なしに置いていた遊び用の小さなダンボール箱の中に、子猫たちがおしっこをしている事に気がついたのです。

そこで、小さなダンボールの箱をいくつか用意し、その中にトイレシーツや固まらないタイプのチップを敷き、子猫用のトイレとしました。

すると、その中で用を足してくれるようになったのです。

その後、猫用トイレに変えた時も、すぐに慣れてそこで用を足してくれようになりました。


ちなみに固まらないタイプのチップにしたのは、子猫たちが間違って食べてしまわないためです。

食事もトイレも自立した子猫たち。

今では元気に部屋中を走り回っています(^^)


こうして振り返ってみると、人間の赤ちゃんも猫の赤ちゃんも基本は同じだなあと思います。

メイはちょっと過保護だと思いました。

放任主義のお母さんなら、もっと発達が早かったのかも

メイはたびたび、押入れの下にいる子猫たちを、押入れの上の段やタンスの脇の隙間に隠すという、いわゆる「引っ越し」を何度かしました。

子育て中はこのように引っ越しを繰り返すそうですが、メイの様子を見ていると、赤ちゃんたちを敵から隠そう守ろうと必死になっているようでした。

私達ニンゲンは敵なのか(;_;)

住まいを排泄物などで汚さない事も、汚れからくる匂いなどで天敵に見つからないためなのかなあと思いました。


生まれたての赤ちゃんたち

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