おばあちゃん猫
ミイちゃんは、推定14歳の猫です。
最近は、みんなのいるリビングで寝てばかりいます。
そんな様子を見ていると、ミイちゃんもおばあちゃん猫になったんだなあ…と、しみじみ感じます。
寝てばかりいるからではありません。
みんなのいるリビングで…と、いうところにミイちゃんの老いを感じるのです。
以前のミイちゃんだったら、みんなの前で寝たりなんかしません。
押入れの中など、いつも人目につかない場所で寝ていました。
真偽のほどは定かではありませんが、ミイちゃんのような毛色の猫は、山猫に似ている事から、ルーツが山猫なのではないかとも言われています。
そのため警戒心が強く、気性が荒いと言われているのです。
そして、言われてみればミイちゃんも、確かに警戒心が強く気性が荒いのです。
そんな山猫のようなミイちゃん。
みんなの前で寝るなんて、警戒心がなくなってしまったのでしょうか?
いえいえそんな事はありません。
調子に乗って触りまくると強烈な猫パンチをお見舞いされます。
それでも以前よりはパンチの繰り出される回数が減りました。
大人しく触られまくられるようになった時、ミイちゃんに本当の老いが訪れたという事になるのでしょうか?
いんだか悪いんだか…。