むうちゃん💕🐱🌸 2020.2.18(火)
【注】今回のブログは私にしては長い(2000文字ちょっと)です。写真も閲覧注意案件です。
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むうちゃんは次女が3歳の時にやってきた猫です🐱
車の下でずーっと鳴いていたところをみつけました。
痩せて小さかったので赤ちゃんだと思ったのですが、病院へ連れて行ったら「1歳くらいです。」と、言われました。
最初は気付かなかったのですが、よく見ると、まんまるの可愛いしっぽをしていました。
「わや!」と、カラスのような声で鳴き、表情は暗く、肉球に怪我もしていました。
でもとてもおとなしい いい子で、毎日ご飯をいっぱい食べるうち、みるみる身体も大きくなり、表情も穏やかになりました。
先住猫のミイちゃんとは程々の距離をとりながら、少しずつ受け入れてもらえました。
たまにむうちゃんがミイちゃんに喧嘩を売る事もありましたが、あっさり負けていました。
1度、嘔吐と下痢を繰り返して死にかけました。
その時、腎臓の数値がとても悪い事が判明し、それ以来、phに配慮したフードしか食べられなくなり、定期的に尿検査をするようになりました。(でも、たまにチューるとかあげたりもできましたが…。)
むうちゃんは、身体は大きいけれど気は優しい猫として家族に可愛がられていました。
特に私にとってむうちゃんは、世界中の猫の中で1番心が通じ合える猫として、特別な存在でした。
2月18日の朝は、長女と次女の体調がすぐれず、酒を飲まない長男が長女を見て、「これが二日酔いというものか…。」と、呟いてから出勤するというようなグダグダな朝でした。
にもかかわらず、その朝のむうちゃんは私から見て不思議なくらい可愛く、
声をかけたり頭を撫でたり、何かとかまわずにはいらない程でした。
お昼過ぎ、ホットカーペットで寝ているむうちゃんを見ていたら、私まで眠くなってしまい、
むうちゃんの横に向き合う形で寝ました。
いつものむうちゃんなら向き合う形を好まず、体の向きを変えて、私の顔の前にお尻を向けるのですが、その日はそのまま寝てくれたので、
「えっ?!むうちゃん、いいの?」
と、驚きました。
そして、その後のむうちゃんはいつもと変わらず、
普通にオシッコとウンチをした後、普通に夜ごはんを食べました。
異変が起きたのはその後です。
庭に面した窓のそばまで歩いて行き、倒れた後、喧嘩をしているような乱暴な、おかしな声で鳴き始めました。
私も…、そばで見ていた次女もびっくりしました。
(次女の話によると、最初はふみふみのような仕草をしていたそうです。)
窓の外に野良猫でもいるのかと思って外を見たのですが、何もいません。
その後むうちゃんは鳴き止んだのですが、表情が無く、口と目は空きっぱなしで動きません。
胸の辺りを触ると、とても早い脈を確認したのですが、しばらくしてそれも止んでしまい、むうちゃんは全く動かなくなりました。
あまりにも突然の出来事でした。
どうすればいいのか分からなかったけど、とりあえずかかりつけの動物病院に電話をして様子を伝えました。
すると、「今、来られますか?」と、言われたので、病院に連れていきました。
むうちゃんはよく病院のお世話になる子だったので、いろんな先生にお世話になりましたが、その時対応して下さったのは、最近よくお世話になる可愛らしい女性の先生でした。
先生は、口が空きっぱなしで舌も伸びたまま…、目にも反応がない事などから、
むうちゃんが旅立った事を確認して下さいました。
そして、血栓などは普段見ていて分からないので…などの説明をして下さいました。
「蘇生しますか?」と、聞かれましたが、あまり健康ではないむうちゃんが戻ってきても、かえって可哀想な気がしてやめました。
お別れしたくない!という気持ちは人間のエゴかもしれないので…。
病院では診療時間が過ぎていたにも関わらず丁寧に対応して下さいました。
先生が、
「むうちゃんは本当にいい子でね…。」と、言った時、私は、
「そうなんですよ!」と、思いました。
むうちゃんが本当にいい子だという事を、先生も分かっていたと思い、嬉しくなりました。
…でも、次の日からは「むうちゃんのいない毎日」です。
突然の事だったので、今でもまだ信じられない思いです。
最後の日にむうちゃんと向かい合ってお昼寝できた事は、ちょっとだけ嬉しい思い出です。
その事は良かったなと思います。
でも一方で、手の湿疹がなかなか治らなかったむうちゃんは、最近ずっとカラーを付けていて、外したがっていたのに外さなかったのは可哀想だったなと思ったり、
ああしてあげれば良かった、あれは可哀想な事をした、など、後悔する事ばかり考えたりもします。
それにやっぱり、むうちゃんのいない毎日は寂しいなあ…と、思います。
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